ライントップ

火傷(やけど)



T度は表皮まで、
U度は真皮まで、
V度は皮下組織まで達しています。
やけどの程度 第1度熱傷 第2度熱傷 第3度熱傷
皮膚の外観 赤くなってひりひりする 水ぶくれができる
ただれる。化膿することがある。
青白くなる
症状 痛い・熱い 激痛がしばらくある 組織が死んで、むしろ痛みを感じない
すぐ冷やした後
の経過
ほとんどの場合、数日で治り痕にならない 1〜2週間で治り、痕もただれない 数か月の治療であとが残る
 
海水浴での日焼けなど
広い範囲のやけどをした場合


 子どもの場合、熱いおふろに落ちたりして起こる広い範囲のやけどは、たとえ皮膚が赤くなった程度でも重傷です。ぬらしたシーツなどで体を包むように冷やしながら病院へ連れて行きます。また、水ぶくれができる第2度のやけどでも手のひら位の大きさになると、場合によっては生命にかかわることもありますので、早急に治療を受けるようにしましょう。
成人では2度で30%,3度で10%で命にかかわる。
低温やけどになった場合
 湯たんぽやカイロなどそれほど熱くないものでも、長時間ふれていることで起こすやけどです。皮膚(ひふ)がすこし赤くなった程度ですが、皮膚の深くまでやけどが進行しています。気がついたら、すぐ冷やして病院に連れて行きましょう。
皮膚が赤くなった程度のやけどの場合
 範囲(はんい)が小さく、赤くなった程度のやけどであれば、まず流水で十分に冷やします。痛みがとれれば、清潔(せいけつ)なガーゼなどでおおうようにしましょう。その後の経過を見てから病院へ行っても心配はないでしょう。

水ぶくれができた場合
 水ぶくれをつぶさないようにガーゼなどで保護をしておきましょう。また、500円玉より大きいようなら、病院に連れて行きましょう。
(万一水ぶくれができるようなやけどが広範囲に渡った場合、水ぶくれがつぶれてもいいですから、水で冷やして病院へ行きます。処置が遅れると皮膚移植が必要になってしまうこともあるのです。体の広範囲、体の15%以上に渡るやけどは設備のあるところで処置を受けることが必要です。)
手当てのアドバイス
 やけどの手当ては、やけどをした部分の痛みがなくなるまで冷やし続けることが大切です。水道水を流しながら、少くとも20〜30分以上冷やして下さい。衣服を着ている場合でも、衣服の上からたっぷり水をかけて冷やしましょう。服は後からでも脱がせられるので、とにかく冷やすことです。
顔や体の場合は氷のうや、ぬれタオルに氷を包んであてて下さい。
 冷やすと、やけどの部分におこる色々な病変(びょうへん)の進行がとまり、いたみも非常に軽くなります。
 冷やすことがやけどの最善の手当て・処置になります。衣服の上からやけどをした場合は、無理に脱がすと皮膚まではがれてしまうことがあるので、お医者さんに見せるまでそのままにしておきます。
細菌感染の危険があるので、水以外のものはつけないでください

化学薬品による熱傷のときは水でながす

硫酸(りゅうさん)・塩酸(えんさん)・カセイソーダなどの化学薬品がついたときも同じように応急処置
  • 衣服や靴などを早く取り除く。
  • 体についた薬品を水道水等で20分以上洗い流す。
  • 目に入った場合は、水道水で20分以上洗い流す。
  • 熟傷したところを、きれいなガーゼやタオル等で。
→ポイント
※薬品を洗い流す場合は、ブラシ等でこすってはならない。
※化学薬品に限らず目の熱傷は、絶対に目をこすってはならない。

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